西国巡礼1000km
四国遍路を廻った後、出身地の和歌山、学生時代の大阪、友人宅のある奈良と青年期まで近畿地域に縁の深い私は自然と、西国三十三所巡りに興味を持っていました。
しかし、1000kmに及ぶ広域に散在する寺々(写真の●印)を廻る手段は車が一般的であるけれど、それではちょっと私の趣味に合わない、では歩きではと考えてみると体力的に臆病になる、あまのじゃくは困ったもので、勝手に矛盾点を掘り出して躊躇していました。
ところがJRジパングクラブの冊子で「駅から始まる西国三十三所巡り:H21発行」、を見て「歩きの長所と、電車の高速移動手段をミックスした我流(歩電流)-西国三十三所巡り」方式が具体的に可能と思い立ちました。
また、平成20年9月から22年5月までの期間、西国巡礼の開祖・花山法皇の1000年御忌で、順次ご本尊が開帳されると言う絶好の機会を捉える幸運にも恵まれました。
「待てば ご縁の 日よりあり」とでも申しましょうか。
写真は前半の巡礼の中で最も印象的だった景観の1つ「熊野古道『百間ぐら峠』」
本旅行で参考にした著書:
よくわかる 西国三十三所徒歩巡礼ガイドブック、佐藤孝子著、東方出版
西国札所古道巡礼、松尾心空、春秋社
西国三十三所徒歩巡礼地図、アリの会、西国二十九番松尾寺
関西都市詳細道路地図、昭文社
本旅行記は次の構成になっています。
青春時代の思い出が・・・
おお、紀ノ川
標高差800m+距離38km=13時間
初夏の河内長野-藤井寺
必見の壷坂寺
飛鳥路へ
盧舎那仏と観音菩薩
釈迦如来像に感動
独創的な空也上人像
ああ番外 西本願寺
熊野古道-1 マグロの町
熊野古道-2 1番青岸渡寺
熊野古道-3 中辺路の大雲越峠へ
熊野古道ー4 偶然の一致 !
熊野古道-5 百間蔵尾根の絶景
熊野古道-6 濃厚な霊気?
熊野古道-7 旅館「月の家」
熊野古道-8 最後が厳しい
京都亀岡から再び
現世利益
花山法皇
西の比叡山:書写山
日本海へ28番成相寺
29番松尾寺と小浜
鯖街道を歩く
琵琶湖東岸へ
安土から大垣へ
結願
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by houro-ki | 2009-02-15 23:59 | 西国33ケ所巡礼記